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レーザー首イボ治療の方法とは?レーザーの安全性や保険について

首イボの治療方法について
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レーザー

レーザー治療は首イボの治療に適しているのか?

皮膚科専門医、あるいは美容皮膚科、美容外科医に方々の多くが、顔まわりに近い首のイボはレーザー治療がより良い、と考えているようです。

イボの治療方法には液体窒素でおこなう凍結療法があります。

この液体窒素を使う凍結では痛みが伴うこと、治療が一回では終わらないこと、また治療後に瘢痕が残ってしまうことが多い等、という理由で皮膚科専門医、美容皮膚科あるいは美容外科医に方々は顔や首回りの目立つ場所には液体窒素による凍結療法よりもレーザーによる治療をすすめているようです。

しかしながら基本的には医療保険が適用されないため、自由診療となります。

 

レーザーとは

一言でレーザー治療といっても、では何をするのだろう?と具体的にイメージ出来る方は治療を経験した方ではないでしょうか。

外科手術では「メス」を使います。

この「メス」はイメージ出来る方が多いかと思います。直接皮膚や病変した部位にあてて切ります。

この「メス」にあたるものが「レーザー」です。

そして、炭酸ガス(CO2)レーザーの特徴として「蒸散」があります。

首イボやホクロの除去につかうレーザーには「炭酸ガス(CO2)レーザー」と「YAG(ヤグ)レーザー」があります。

 

炭酸ガス(CO2)レーザーとは

炭酸ガス(CO2)レーザーとは遠赤外線領域にある、波長10,600nm(ナノメートル)の気体レーザーです。

炭酸ガス(CO2)レーザーは、色素の無い病変(肉眼ではなかなか発見しにくい首イボ)を治療することができます。

良性であり、大きく盛り上がった首イボ(隆起性病変)の切除、あるいは「蒸散」にとても適している医療用機器です。

 

蒸散とは、組織に高熱をあたえ、組織中の水分を瞬時に沸点(沸騰して蒸発する温度)に到達させて、組織を気化させて消失させることです。

首イボの組織にはウイルスを持つものもあります。医療機関によって様々ですが、気化した病変による空間汚染を防ぐために空調設備に大変力を入れているところも多いようです。

 

組織を蒸発させるという炭酸ガス(CO2)レーザーの機能は、他のレーザーはだけでなく他の外科的な方法ではできない働きです。

そして超ピンポイントの照射が可能です。最小で、0.05mm単位での蒸散ができます。

炭酸ガス(CO2)レーザーをつかうことが有効とされているのは首イボの除去やホクロの除去だけでなく、稗粒腫、老人性脂腺増殖症、角栓などの除去や、子宮頸部の異形成に対して使われることもあります(妊娠、出産に影響を及ぼすことのない治療方法とされています)。

 

YAG(ヤグ)レーザーとは

このYAG(ヤグ)レーザーは、QスイッチYAG(ヤグ)レーザーといいます(以降、YAG(ヤグ)レーザー、とします)。

YAG(ヤグ)レーザーは、波長1,064nmと、半波長532nmの二つの波長をそれぞれの病変(首イボの大きさや深さ)に合わせて、レーザーの波長を切り替えることができます。

皮膚の深い部分(真皮)に届く波長と、皮膚の表面(表皮)と両方適応できるため、YAGレーザーは首イボの除去だけではなく、シミやソバカス、青アザ、タトゥーの除去などにも用いられています。

 

レーザーによる治療方法とは?

レーザーによる治療は一回の治療で首イボが取れること(治療件数全体の約70%が一回の治療で首イボが除去できるとされています。除去後の再受診は必要です)と、瘢痕が残ってしまうことがほとんどないことから、首回りや顔の治療に適しているとされています。

しかしながら医療保険に適用しない自由診療となりますので、医療機関によってその内容は様々のようです。

ここでは多くの医療機関で共通していると思われる治療方法についてご説明してまいります。

 

レーザー治療開始までの流れについて

手順①
まずは専門医が診察します。

皆様は皮膚科あるいは美容皮膚科での受診がほとんどかもしれません。

首イボの形状、範囲などを確認してもらいます。

その際、医師が良性の腫瘍かどうか判断できないとなった場合には他科を受診することになります。

それは悪性のものかもしれないと判断された場合です。

首イボの数や分布を診察したのちに、どの首イボを取りたいのか、あるいはどの辺りを取りたいのかを医師に伝えます。

 

手順②
レーザーのテスト照射をします。

治療範囲内で、目立たない場所を選び数箇所をガスレーザーでテスト照射をします。

そして治療経過をみます。瘢痕やケロイドができないかどうかをみるためで、観察期間は一ヶ月から三ヶ月です。

このテスト照射は治療の経験がある場合は省略されることがあります。

また医療機関によってはテスト照射をしないところもあるようです。

テスト照射で瘢痕やケロイドの心配がないとされると本格的なレーザー治療を開始します。

 

手順③
治療方法と内容の説明を受けて納得出来たましたら、具体的な治療の箇所あるいは範囲を決めます。

自由診療となるため、医療機関によってかかる治療費は異なります。

しっかりと主治医と相談して決めていただきたいと思います。

またその際に相談しにくいなと思った場合には、手間と時間がかかっても他の医療機関への受診をおすすめいたします。

 

レーザー治療の内容について

注射レーザーを照射する首イボが大きい場合には局所麻酔の注射をします。

この麻酔の注射の針が刺さるとチクリと痛みます。

そうではない場合には、レーザー治療する範囲に麻酔クリームを塗布し、表面を麻酔します。

医療機関により使用するクリームは異なり、その麻酔クリームの値段もそれぞれ異なります。

医師は拡大鏡などをつかい、首イボの一つ一つにレーザーを照射して蒸散させます。

医療機関により異なるのは一回の治療につき照射する首イボの数です。

 

 

レーザー治療の費用はどのくらいか?

レーザー治療は自由診療ですから、医療機関によって治療費の算出方法も様々です。

自分の首イボに適切な医療機関を選択するためにも、そのことを念頭において受診し相談をして説明を受けることをおすすめいたします。

初診料、再診料はたいていの医療機関は数千円のようです。

 

 

首イボの個数で治療費用を算出する

大抵の 美容皮膚科では炭酸ガス(CO2)レーザー機器を使用して首イボ治療 をしています。

ケースによっては、ヤグレーザーを併用することもあるようです。それぞれの医療機関で使用している機器には、差異はあまりないようです。

ヤグレーザーとは?

 

首イボの数によって治療費の算出をする場合には、一個の首イボにつき5,000円から、というところが多いようです(首イボ一個につき、500円から、というところもあります)。

首イボは肉眼では確認できないような大きさのものから、数ミリの大きさではっきりとわかるものまで色々あります。

多い方では大小ふくめて、 一回の治療で数百個の首イボを切除する方もいます。 

仮に 首イボを50個切除したとすると、それだけで25万円 になります。

 

その上で、麻酔クリームや施術後に塗布する軟膏やテープなどの費用がかかります。

ですからクリニックによっては、一回の治療につき首イボを取る個数の上限を定めているところもあります。

治療費が高額になってしまうことを避けためでしょう。

 

一個の首イボについて金額が決まっているところは、とりたいと思っている首イボが肉眼でもはっきりとわかるもので、個数を自分でも把握できる、という場合が適していると思われます。

しかし、専門医からみるとこれから出てくる小さな首イボも診断することができますから、今肉眼で確認できる首イボだけでなく今後増えてくると思われる首イボについての診察結果も主治医から説明してもらいましょう。

それら含めてどこの医療機関で治療をするか、検討することをおすすめします。

治療費は初診の際にきちんと説明をしてくれるクリニックがほとんどかと思いますが、見積もりをしっかりと算出してくれるところかどうかは、治療する医療機関を選択する際にはとても大切なこととなります。

 

 

治療する範囲(面積)を決めて治療費用を算出する

治療する範囲、つまり表面積によって治療費を算出する場合には、その範囲内ならば首イボは何個であっても全て取るということになります。

小さな首イボや肉眼では見られない首イボが特定の範囲に集中している方に向いているかもしれません。

また、 医療機関によっては、顔全体、あるいは首回り全体と、予め範囲を設定してあるところもあります。 

治療費はそれぞれ幅はありますが、だいたい 顔全体で15万円前後、首回り全体で20万円前後 のようです。

さらに診察代や処置に使う麻酔クリームなどの費用がかかります。

 

 

前払い制のチケットを設定しているところも

チケットその医療機関で利用できる前払い制のチケットを先に購入しているところもあります。

10万円分のチケッットを買うと3万円分加算されて、13万円分の治療費代となる等です。

 

 

治療にかかる期間はどのくらいか?

カレンダー治療開始から終了までは個人差もありますし、医療機関によってもかわります。

 首イボの病変や個人の体質によって治療過程が変わる ことがあります。

そのため初診から治療終了までの期間もそれぞれ幅があると思われます。

治療期間についても、初診の際によく主治医と相談することをおすすめいたします。

 

 

スムーズに治療が進んだ場合、どのくらいの期間を目安にしたらいいのか。

だいたいの方は、 初診から終わりまで2ヶ月から3ヶ月くらい のようです。

テスト照射をしてその経過をしっかりとみる医療機関の場合は、テスト照射をしてからその治癒過程をみるために2週間から3ヶ月様子を見ることもあるようです。

治癒過程になんの問題もなければ本治療に入るため、そこからまた数週間から3ヶ月かかるという医療機関もあります。

これは炭酸ガスレーザーによる治療で、稀に瘢痕や隆起が出来るかたがいるからのようです。

アレルギーパッチテストのように、目立たない場所にある首イボを数個、炭酸ガスレーザーで治療して問題があれば他のレーザーに変えるなど治療方法を変えるようです。

 

 

治療後に経過をみるのはどのくらいなのか?

これも医療機関によってことなることのようです。

レーザー治療のあと何も問題がなければ、術後2週間程度過ぎてから一度再受診をして終了というところもあれば、3ヶ月や半年後にもう一度診察して経過をみるところもあります。

 大きな首イボをとった場合、赤みが消えるまでに半年かかることもある ためのようです。

また、首イボが再発していないかどうかを確認してくれます。

 

 

首イボのレーザー治療は保険適用になるのか?

首イボのレーザー治療は自由診療ですから保険適用にはなりません。

判断する際に基準となる考え方をわかりやすくしますと、『その治療をしなければ大きく日常生活に障害をきたす、あるいは命に関わる』ということでしょうか。

極端な表現になりますが、命に関わらない病気については保険適用にはなりません。

 

悪性の首イボは異なりますが、 良性の首イボのレーザー治療の場合は保険適用にならないことがほとんど です。

首イボを綺麗に治療する、という美容目的ですから自由診療となります。

首イボの保険適用となるのは液体窒素を使った治療の場合です。

 

この辺りの区切りの仕方は曖昧なところがあるのも事実ですし、重ねて言えば難しい場合もあります。

そして医師にしかわからない、ということもあります。

時折、自由診療で行うべき治療を保険診療を適用させて治療をして、保険を不正請求して警察沙汰なる医療機関もあります。

私としてはこの保険診療、保険請求は紳士協定のようなものだと思っています。

 

医師が診断をして医師が決断をするわけですし、専門家以外にはわからないこともたくさんあるからです。

ですから不正請求のあった医療機関には厳しい処分が下されるのだと思っています。

自由診療であることの多い美容外科等では、そのあたりのことをはっきりと打ち出しているところが増えたように思います。

保険診療ではありませんよ、自由診療ですから医療費は高額になりますよ、と最初からしっかりと告知している美容外科関連の医療機関は、信用できると考えています。

 

 

首イボの治療が保険適用となるのはどのような場合か?

自由診療と謳っていても、念のために初診の際には保険証を持参してください、とアナウンスしています。

それは初診の際に、首イボが悪性のものである場合があるからです。

脂漏性角化症が急激に増え、かゆみもある場合は Leser Trelat 症候群かもしれません。

Leser Trelat 症候群は胃がんなどにみられる症状のひとつです。

その場合には内科を受診して検査の必要があります。

また、 急激に大きくなった首イボが悪性の腫瘍だった 、ということもあります。

その場合には、保険診療となります。

 

悪性との疑いのある首イボの場合には、悪性かどうかを病理検査にだして鑑別診断が必要になります。

美容外科、あるいは皮膚科だけでは診療、治療が困難だと判断された場合には、専門医のいる他の医療機関を紹介してもらえます。

このようなケースは少ないようですが、実際にあるケースです。

ですから自由診療であっても、念のため保険証は持参するように、となります。

 

 

首イボは老化現象のひとつ

 顔全体、または首周りの、目立つ場所の治療に液体窒素で焼く方法をすすめる医師はほとんどいません。 

治療の際に強い痛みを伴い、瘢痕、跡がのこることが多いからです。

 

しかしながら、痛みもほとんどなく、治療後の肌が綺麗になるレーザー治療は保険診療とはならず、保険適用外の治療方法です。

これは 良性の首イボは老化現象 のひとつである、という考え方があるからです。

しかしながら、ウイルス性の首イボにはレーザー治療がとても適している、という報告もあります。

どこから保険診療でどこから自由診療とするのか、この線引きは難しいようです。

いずれにしても、大きくなって目立つようになった首イボを放置しておくことはおすすめできません。

治療方法、治療費についてしっかりと相談でき、ご自身に合っている皮膚科あるいは美容外科を探して診断、相談をしていただきたいと思います。

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nana

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現役国立医学生nanaがスキンタッグや老人性イボなど首に出来てしまったイボの治療方法を紹介しています。
それぞれの首イボ治療方法のメリットやデメリット、費用や保険についてなどわかりやすく解説できるよう心がけています。

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