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首のイボを液体窒素で治療する方法とその効果について

首イボの治療方法について
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液体窒素

首イボ治療の中には、「液体窒素」を使用して治療するケースがあります。

首イボの治療には、切除する方法やレーザー治療、民間療法も含めると他にもたくさんの治療方法がありますが、 液体窒素によるイボの除去はその中でも特に効果的 だと言われています。

ただし、液体窒素は個人で取り扱うことができないため、皮膚科や形成外科でのみ除去手術を受けることができます。

取り扱い方を間違えると危険な薬品なだけに、お医者さんだけが扱えるというわけですね。

病院で手術となると、痛みや料金についても気になると思います。

今回は、 液体窒素を使用した首イボの除去手術や費用 についてお伝えしていきます。

 

液体窒素とは何か?

窒素は空気中に78%含まれています。

そして液体窒素とは冷却して液状化させた窒素とです。

液化した窒素の温度は➖195.8℃です。

超低温ですので冷却材に使用される液体です。液体窒素

医療の分野では血液や細胞の凍結保存のために使われます。

また 皮膚に直接付着すると凍傷 となり、免疫反応があらわれます。

 

 

イボの治療に液体窒素が使われる理由とは何か?

意外かと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、アトピー性皮膚炎の治療にも液体窒素が使われることがあるようです。

その理由は、皮膚に敢えて炎症を起こさせて、皮膚の治癒反応を活性化させるためのようです。

つまり何らかの理由で 病変した皮膚組織を急激に冷やし、低温やけどをさせることで皮膚の表面の異常組織を壊死させてしまう のです。

 

またこの治療ですと保険が適応されるために治療費が抑えられるというメリットがあります。

しかしながら、 複数回の治療が必要となることと、治療中と治療後に激しい痛み が伴います。

 

 

液体窒素による治療方法について

液体窒素は皮膚組織を凍結、壊死させてイボを取る治療方法です。

 低温やけどをおこさせて異常組織を破壊し、カサブタにしてその下から新しい組織を上がらせることでイボを除去 します。

 

この液体窒素が激しい痛みを伴う辛い治療でありながらも、継続して行われているのは保険が適用されて治療費がおさえられるということだけではなく、麻酔を使わなくても良い治療法のため手軽に出来るという理由があるようです。

この「痛み」についての解釈は十人十色なのかもしれません。

 

特に医療の専門職種ですと、専門の分野によって、また職種内容によっても「痛み」に対する意識は様々です。

 

とある脳神経外科の医師は『痛みでは死なない』というのがくちぐせでした。

ともすると、ネガティヴで乱暴な言葉に聞こえますが、その方の本当に伝えたいことは、脳神経外科での手術後は疼痛、発熱がつきものであり、術後の経過を判断する大切な情報の一つに『痛み』によるものがあるということでした。

ですから患者さんにはとても辛いことですが、どのように痛むのか、強い痛みなのかどうか、どのくらい続いているのか、等とても大切な情報になるため、一定期間は痛み止めを使用してはいけない、ということもあるのです。

 

この 液体窒素を使った治療は麻酔を不要とするため、かなりの「痛み」 が伴います。

小さなお子さんの場合には大抵押さえつけて治療をします。

また一回の治療で終わることはほとんどありませんので、イボの種類や大きさにより繰り返し治療を行います。

イボを液体窒素でやいた後にも、痛みは継続します。

 

また水疱が出来ることもあるので、日常生活に負荷を及ぼす場合にはこまめに通院をして水疱の処置をしてもらうなどの必要があります。

そのため 完全に治癒するまでには数ヶ月くらいの時間 がかかるものとなります。

 

また、首のイボが悪性の腫瘍かどうかの判断に悩む場合には、病理検査が必要となりますので、液体窒素やレーザーによる治療は行いません。

正しい診断のために外科的な手術をすることになります。

 

 

治療方法について

液体窒素の「スプレー式」と「綿球法」があるそうです。

 

この「スプレー式」は魔法瓶のような容れ物(スプレーボトル)に液体窒素が入っており、液体窒素をイボに吹き付けて治療するものです。

しかしながらこれは日本での普及率は低く、一割程度だそうです。

海外の多くの国ではほとんどがスプレー式のようです。

 

日本では殆どがこの「綿球法」の治療方法がとられているかと思われます。

 

綿球法

 「綿球法」 の手順は以下の通りです。

  1. 綿棒、あるいは綿球に液体窒素を含ませて、イボに押し当てる。
  2. 低温やけどをさせたイボのあった箇所に、翌日には水疱が出来ることもある。
  3. イボのあった箇所が黒くなり、数日でカサブタが出来る。
  4. 二週間前後でカサブタが自然にはがれて、新しい皮膚が出てくる。
  5. カサブタのはがれた箇所に再度、液体窒素を押し当てる。

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説明を加えますと、1の際、 とても強い痛み を感じます。

小さなお子さんでしたら押さえつけます。

また大人であってもかなりの痛みですので、思わず身体を動かしてしまう方も多いです。

液体窒素をイボに押しあてるといっても、その押し当て方はイボのできている大きさや深さにもよって異なるため、人により押し当て方も痛みの感覚も様々です。

 

2の水疱は潰してはいけないとされています。

イボがウイルス性の場合には水疱のなかにはウイルスが存在するからです。

もし仕事や日常生活に支障のあるほどの大きさの場合には早急に受診をして処置してもらうか、あるいは事前に水疱が大きくできた場合にはどうしたらよいのか主治医に聞いておくとよいかと思います。

 

ほとんどの専門医は「潰さないでそのままにしてください(触らないでください)。水疱は一週間程度でひきますからね」と、教えてくれると思います。

しかしながら、仕事で必ず首回りに何か負荷がかかる、という方もいらっしゃるかと思います。

ヘルメットをしなければならない方もいらっしゃるかもしれませんし、制服の一環として首回りにスカーフを巻く方等、人により事情は様々です。

長きに渡る治療となりますので、水疱ができてから困らないように対処法をあらかじめ聞いて確認しておくことをお勧めいたします。

 

3、4のあたりでは、カサブタ周辺が痒くなり引っ掻いてしまう方もいらっしゃるようです。

引っ掻いてしまうと皮膚の再生がうまくいかず治療が長引くこともあります。

 

また 紫外線による影響により患部に色素沈着してしまい、茶色くなる場合もあるため 、医師によってはビタミン剤などを処方して予防する場合もあるようです。

引っ掻いてしまうことで皮膚の再生が遅くなったり、あるいは過度の擦過によって皮膚が変色してしまうことがあることを覚えておいていただきたいと思います。

 

5では、繰り返しになりますが、イボの種類とその大きさによりこの回数が変わってきます。

イボの芯が表層に上がってくるまで、あるいはウイルスが壊滅するまでこの治療は続きます。

 

 

cryoforceps法

先端を液体窒素で十分に冷却した小型の銅製ピンセットで、疣贅などの病巣を摘まんで取り除く方法です。

液体窒素が肌に沁み込む量が少ないので小さめのイボの時によく使用されます。

範囲が広いときはピンセットではなく、スプレーや銅ディスクなどを使いますが、首イボの様に小さなイボを物理的に取り除く手法は、ピンセットや綿棒がベターで病院によって差があったりします。

 

 

液体窒素による治療の効果について

液体窒素よる治療の効果は、 前述の治療のサイクルを5回繰り返して以降、実感する方が多い ようです。

しかしながら 人によっては10数回繰り返す 方もいらっしゃいます。

また治療を繰り返す過程で、赤みが増したり広がったりする場合もあるそうですので、患部をみていて「これは本当に治るのだろうか、、、?」と、不安な気持ちになる方もいらっしゃるかもしれません。

 

なかにはこの時点で諦めて、通院を中断してしまう方もいらっしゃいます。

通院を中断してしまい、放置している期間が長いと、直近の治療の意味が消失してしまい、いたずらに治療期間を長引かせることにもなります。

 

主治医師によっては異なるかもしれませんが、 通院は前回の治療から、一週間から二週間の間に再診 するように言われることが多いと思います。

また患部の状態によってはもう少し短い間隔で通院するように言われることもあります。

 

液体窒素による治療の難しいところは、治療の際の痛みと、治癒までの経過に時間がかかるため治療を中断してしまうことだと思います。

しかしながら、しっかりと通えばきちんと治りますし、中途で治療を自己判断で止めてしまうと再発を繰り返すことになります。

そして液体窒素の治療は保険が適用されるため治癒までの治療費はおさえられます。

 

しかし、 レーザー治療と異なり瘢痕が残ることもあります。 

ご自身にとってどの治療法が適しているのかを考えて、皮膚科医や美容外科医にご相談なさることをお勧めいたします。

費用は高いが効果大!首イボをレーザー治療で治す方法とは

 

 

再発について

 液体窒素による首イボの治療 は、あくまでもイボを除去するというだけですので、 再発のリスクはあります。   特に首のイボは再発しやすい と言われているのである程度再発を前提に考えておいた方がいいかもしれません。

 

ただこれは、液体窒素の治療だから、というわけではありません。首イボの除去手術全般に言えることです。

首イボの除去手術だけに頼るのではなく、日ごろのケアで予防にも力を入れていくといいでしょう。

 

気になる料金と保険適応について

液体窒素による治療も、料金は気になるところ。病院に行くとなると手間もかかりますし、あまりに高いと別の方法を選択せざるを得ません。

液体窒素による首イボの手術には「健康保険が適応」されます。つまり、3割負担で治療ができるということです。

あくまで平均ですが、 保険適応後の液体窒素手術の料金は「一回1000~2000円程度」 です。

週に1回、1ヶ月通院するとしても8000~10000円前後になるでしょう。

ただし、イボの数や大きさ、お医者さんの判断で薬や検査、別の診察が入るため料金は前後します。

あとは状況にもよりますが、液体窒素による治療は一回で完了しないことも多いので、その場合は継続して通院していく必要がでてきます。

前後があるとはいえ、お医者さんの意見を聞けて保険も適応されるので、手術にはメリットがあると言えますね。

 

 

液体窒素手術のメリットとデメリット

液体窒素の首イボ治療手術はメリットもありますが、デメリットも存在します。

イボを一瞬で凍らせてしまう液体窒素は、マイナス190度という超低温です。

危険な薬品であることに変わりはないので、メリットだけでなくデメリットもよく理解したうえで治療に踏み切りましょう。

 

 

メリット

医療機関でできるので安心

液体窒素を使った手術は医療機関でのみ可能です。

お医者さんが許可した場合のみできるので精神的な安心感はあると思います。

 

治療時間が短い

病院での待ち時間は別ですが、 治療自体の時間は30分もかかりません。 

忙しい人にとってはありがたいですよね。

 

保険適応で安い

よく比べられるレーザー治療は保険適応外です。

そう考えると三割の負担でできる 液体窒素の治療は安い という点がメリットになります。

 

 

デメリット

痛みがある

 手術中はそれなりに痛いです。 

イボ除去の際は基本的に麻酔を使うことはないため、液体窒素をつけられたときは痛いです。

大きさや数によって痛みは違います。

 

化学薬品を使用する

これは仕方のないことですが、自然の力で治すわけではないので、肌が弱い人には向いていません。

お医者さんの判断を仰ぎましょう。

 

傷跡が残りやすい

消えないような傷跡が残ることは稀ですが、 治療後しばらくは跡が残ることが多い です。

絶対に少しの跡も残したくないという人はやめておきましょう。

 

通院の回数が多い

数が多かったり、大きさが大きかったりすると 一回の治療で全部取り切れることはほとんどありません。 

定期的に通わなければいけないのはけっこう辛いですよね。

 

 

痛みについて

デメリットの中で多くの人が気にするのが痛みについてです。

これは個人差もありますし、イボの大きさ、数によっても差がありますので一概には言えません。

私見になりますが痛みの感覚としては、 液体窒素を塗られた瞬間は針で刺されたような感覚で、そのあとは火傷をしたようなヒリヒリした痛み に変わります。

とはいえ全く痛みを感じなかったという人も多いのでそんなに気にする必要はないと思います。

注射が大丈夫な人ならまず耐えられるでしょう。

 

 

痛みなどのデメリットはあるけど確実性は高い

いかがでしょうか?凍結治療は確実性が高く、医師の診断も仰げるので安心感があります。

保険適応で料金が安いのも嬉しいところですよね。

ただ、痛みなどのデメリットがありますので、その他の治療方法と比べてみたり、併用したりして、自分なりの治療方法を見つけてみましょう。

首イボをなくすために、液体窒素による除去手術はオススメできる方法です。

 

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nana

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現役国立医学生nanaがスキンタッグや老人性イボなど首に出来てしまったイボの治療方法を紹介しています。
それぞれの首イボ治療方法のメリットやデメリット、費用や保険についてなどわかりやすく解説できるよう心がけています。

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